2017/07/16　楽しみにしていた「プラユキさんの瞑想会＠孝勝寺」が開催されました。

当日午前中はバケツをひっくり返したような雨。JRも遅れが出ているくらいでした。講師のプラユキさんも予定より遅れて到着。２時１０分からスタートしました。

お話会のはじめは、仏教の基本的な教えからスタート。四聖諦や十二因縁などを解説。みなさんメモを取りながら真剣に聞いていました。

そこから「苦を取り除くのが仏教の最大のテーマです。そのためには過去に必要以上とらわれることなく、未来を恐れることも必要無い。今この場一瞬一瞬を大切に生きることです。自他の抜苦与楽が大切なのです。」と話されました。

自分も抜苦与楽する。他者も抜苦与楽する。

抜苦＝悲　与楽＝慈　との解説はなるほどと新たな視点を伝えていただきました。

瞑想指導の時間は、手動瞑想、呼吸瞑想、歩行瞑想、３種類の瞑想を教えていただきました。どの瞑想も集中しすぎるのではなく、全体の感覚を大切にし、自分の動きを俯瞰した視点で見ることを体感する。それが出来るようになると、普段自分の沸き起こる感情をそのまま受け止める事、すなわち「OKする事」でその感情に振り回されない自分を作り上げると、苦しみからの距離を保てるようになると理解しました。

人間は「感情の生き物」ですから、刹那刹那に、多くの感情が沸き起こってきます。それを無理やりストップさせるのではなく、自然とキャッチ出来るようになると、楽しく生きられるようになると再確認しました。

その後の質疑応答では、参加者からいろいろな質問が出ました。その質問にも丁寧に答えていただき、大満足の会になりました。

最後に参加者で記念撮影。良き縁をいただきました。

最後に、希望者で懇親会を開催。参加者同士の交流や情報交換がなされました。

早速、次回の開催を希望される声が上がりました。また開催できるように努力したいと思います。