断食会 ④ 7月の様子

  1. 本年第4回目の断食会。参加者は9名、スタッフ3名の12名で開催になりました。

7月21日18時開場、20時に集合になります。今回は5名の方が2度目の断食でした。今まではほとんど初参加の方が多かったので、断食2回目の変化が楽しみです。それと、先日行われた「かみさまとのやくそく」の上映会参加者が4名参加してくれて嬉しかったです。男性も2名参加。楽しい断食会になりそうです。

まずは自己紹介。なぜ断食会に参加したのか?などそれぞれの想いを話しました。その後、諸注意などをお伝えし、各自お風呂に行ったり自由に過ごしました。

2日目の朝。6:00起床。6:30から朝のお勤め。初めて法華経に触れる方も多く新鮮な気持ちでお勤めできたようでした。

7:30からは十川先生指導のヨガ。ゆったりと身体を動かし、自分の身体との対話の時間を持ちます。普段使わない場所が伸ばされたり心地のいい時間です。

9:00からは、写経や仏画塗り絵。こちらも初めての体験に新鮮な気持ちで取り組まれてました。断食中は貧血や頭痛が起きることがあります。その時には無理はしないでお布団で横になるように勧めています。

12:00には昼勤、お昼のお勤めは、団扇太鼓を持って唱題行をやりました。みなさん疲れていると思い、15分ほどで終了したら、後から「もっと長くやってほしかった。」との声が上がったので、夕方のお勤めの時には30分の唱題行をやりました。太鼓の響きが身体に感じて気持ちがいいとの感想をもらい、今後の断食会でも続けたいと思います。

12:30からは、野菜ジュース。今回は、人参ベースでりんごとレモンを加えたシンプルなジュースになりました。断食中で低血糖気味な身体に野菜の糖分が吸収されることによって、少しだけ元気が出てきます。

13:00からは、特別講師の登場。「山本敏幸」先生です。山本先生は、健康に対しての独自の理論を広め実践している先生です。ご縁をいただき、1時間ほどお話していただきました。断食は腸内環境を整えるのが1つの目的ですが、その為には体内の酵素を活性化する必要があり、酵素を働かせる為には良いミネラルが必要。そして、適度な運動、良い水、良い塩、そしてお米。日本人には日本人の健康法があるなど、身体に起こっている事が一本につながりました。参加者一同お話に刺激を受け、気持ちを新たにしました。

16:00 から夕方のお勤め、リクエストに答えて「太鼓を叩いて唱題行」30分間、良い汗かきました。

17:00 お手当。コンニャク湿布。コンニャクをお湯であたためて、タオルに包んで、身体をあたためます。冷え性の方には抜群に効きます。身体が温まりぽかぽかして緩んでくる。気持ち良くなりました。

その後、自由にすごし、21:00から、クリスタルボールを奏で、そのまま就寝。

最終日

6:00起床 6:30朝のお勤め 7:30朝ヨガ

朝ヨガ終了後、部屋の掃除、荷物をまとめ、明けの食事の準備です。

9:00明けの食事開始。最初にお水、梅湯を合計2リットル一気に飲みます。空っぽの腸に水分を流し込みます。梅湯の酸性の水分で腸壁に付いている宿便を浮かび上がらせます。その後、水で煮た大根をどんぶり一杯食べます。そうすると1回目の便意が来て、トイレへ駆け込みます。ほぼ順調に参加者がトイレにいきます。みな笑顔で戻ってきます。何十年も溜まっていた宿便とのご対面に嬉しくなるようです。その後は、随時野菜や果物を食べます。平均5回〜8回くらいトイレに行きます。

12:00からシェア会。断食の感想を共有しました。私からお伝えしたことは「みなさんは断食会に参加したことですでに変化しています。予後の1週間は大変でしょうが、自分の身体と心の声を良くよく聞いてください。食べたいのは誰なのか。身体は本当に欲しているのか。口に入れた食べ物の味は断食前と変化したか。しっかりと対話をする癖をつけることができたのなら、いつの間にか食べている、何の気なしにやっていることに目を向けることができたならば、それが、断食で得た成果です。」みなさまの次回のご参加をお待ちしております。