3月25日から27日に「断食リトリート」が開催されました。
1月の開催は定員割れの為、中止になりましたので本年初開催でした。
プログラムもリニューアルし、新たなスタッフを迎え入れての開催となりました。
新スタッフの門さんがレポートを書いてくれました。





「調子が悪かったら寝ててもいいから」と言われてスタッフを引き受けた、ヨガの十川先生が卒業し新体制となった断食リトリート。 経験者2名と初参加2名(内1名は土曜日からの参加)の計4名というこじんまりとした雰囲気で、私としてはスタッフとしての第1回目だったので少人数で良かったと思いました。
金曜日に集まった3名も1日食べ物を口にしていなくても皆さん特に体調に変化はないようでした。お一人がお塩の差し入れもしてくださり、皆で塩をなめなめ、お茶を飲み談笑して1日目は終了。
2日目も皆さん私よりも早起きして身支度を整えて朝のお勤め、副住職による柔軟体操革命をしました。深く呼吸をしながら首や肩、足などをほぐしていきます。初めての柔軟体操革命でしたが心地よく、普段動かさない筋肉を動かしたりするのでスッキリしました。
土曜日から参加の方は高齢の方でしたが、断食をしたいと思いご自分でパソコンでネット検索して孝勝寺にたどり着いたそうで、そのほかにもいろいろなお話が聞けて、私はとても感銘を受けました。
お昼には待ち望んだ人参ジュースが美味しすぎて身体に染み渡りました。 午後はお風呂に入る元気がない私は寝て過ごしましたが温泉に行かれた方々はサウナまで入りゆっくりとしてきたようです。
夕方のお勤めは唱題行といいひたすら南無妙法蓮華経と唱えながら太鼓を叩くのですが、頭に浮かぶのは食べ物のことばかり。 夜には曹洞宗峯光寺の副住職をお迎えして夜座をしました。座布という丸っこいクッションに座り座禅をします。無心になることなどやはり無理で、私はまた食べ物のことばかり考えていました。
その後はシェアリングで皆さんの体調や気持ちの変化など、お寺でゆっくりと自分の身体と心に向き合うみなさんの声が聞けました。 私は毎回土曜日の夜に一番体調が悪くなるのですが、今回も同じく吐き気が出て結局朝も起きられずお勤め、エクササイズ、お掃除もできず皆さんがすべてのプログラムに参加されているのにスタッフとしてなんとも情けないことになりました。
3日目の朝は掃除や明けの食事の準備やお布団の片付けなど一番やることがあるのに、申し訳ない気持ちでした。 明けの食事をし、無事に宿便出しも終わり、 忙しい日常から離れてのんびりとお寺で過ごされた参加者の皆さんが晴れ晴れとした様子でお帰りになるのを見て、一安心です。
さて、スタッフとしての自分はどうだったのか、と考えてみました。 とにかくお茶を切らさないように、とそれだけだったように思います。 至らないことばかりだったと後々思いますが、副住職もひろこさんも何も言わずに見守ってくださったので、それほど気負わずにいられました。 体調を崩して寝込むのを知っていてお声を掛けていただきましたが、いつか、寝込まないで、もっと周りの方に気配り目配りができるようになれればと思います。 それと、普段の生活だと出会えないような方々とお会いして色々なお話を聞けるのも、この断食リトリートの良いところだなと思いました。 副住職、ひろこさん、参加された方々、ありがとうございました。
新スタッフ 門恵理 記
参加者感想
1日だけだったのであまり空腹は感じなかった。トイレ通いが大変だった。次は紙紙パンツ持ってこよう。空腹だと眠れないかと思ったけど、しっかり眠ってずっと会えないと友人と会った楽しい夢を見ました。テレビもパソコンも見ない日は貴重だと思いました。M.Mさん
自身で断食をするのは苦痛でしたが、周りの方々も同じように頑張っているため辛くなく楽しく過ごすことができました。普段話すこともないような方々と話す良い機会でした。ストレッチ等様々な企画もあり、2泊3日あっという間でした。ストレスと感情で食べてしまっていることが多いと思いました。今後も野菜を多めに摂取して腸を大切にしたいです。F.Yさん
毎回参加(今回は3回目)させていただきありがとうございました。こんにゃく湿布がなくなり残念でしたが、新しいプログラムもよかったです。デジタルデトックスとしても、ゆっくりできて今回もよかったです。S.Hさん
人数が少ないのもあり、のんびりとゆっくり過ごすことができました。今回はお腹が空くのが軽かった気がします。そのかわり、ふと「あー冷えたワインがぶのみしたーい」と何度も思いました。こういった甘い考えが今の私の体型を物語っているんですね。ここまで読んでいただき、thank you❤️ ひろこさん嫁にしたい。M.Tさん