断食リトリート7月開催報告

7月22日から25日に「断食リトリート」が開催されました。

5月は残念ながら定員割れの為、中止になりました。本年2回目の断食リトリートは参加者8名で開催しました。

今回も、スタッフの門さんにレポートを書いていただきました。

 

新人スタッフの門です。

7月22日~24日に行われた断食リトリートは小学生の女の子9歳、30代2名、40代2名、50代2名、70歳の8名が参加されました。

真夏の開催なのに気温はむしろ低く夜は肌寒いくらいでしたが、あまり暑いとそれだけで体力を使いますので、良かったかなと思います。

今回は、ほとんどの方が断食経験なし(ご自身で36時間断食された方や酵素ドリンクでプチ断食を経験された方はおられました)とのことでしたが、皆さんダイエットというよりは、マラソンに参加するので体調を整えたい、食の大切さを見直したい、ゆくゆくは少食を目指したい、デジタルデトックスをしたいなど普段忙しくしていてなかなか健康に目を向けられない方などが来られました。

金曜日の朝から食事を抜いて来ていただくので、夜お寺に集まったときにぼんやりと頭痛がする方もおられましたが、比較的お元気そうで安心です。 自己紹介の後は恒例の、人の腸がどれだけ汚れているか、そしてどんなに汚れた腸でもキレイになるという動画を見ました。

2日目は皆さん朝のお勤めに参加し、その後は育子先生のヨガタイムです。ヨガとは言っても、断食中ですのでポーズをとるというよりもヨガの基本である呼吸を意識したものでした。 育子先生の心地よい声でリラックスしながら楽しめたと思います。

自由時間には近くの温泉に行ったり、曼荼羅塗り絵をしたりお散歩したりマラソンをしに行かれた方もおられました。みなさん思い思いに普段はできないゆったりとした時間を過ごされていました。 ゆくゆくはものすごい少食を目指したいという30代の方と、少しお話させてもらいましたが、20代の時に患った大病をお医者さんの言うとおりの治療や薬に頼らずに自分でいろいろ調べて完治させたことなど聞かせてもらい、私自身もとても勉強になりました。 自分が20代30代の頃は健康なのが当たり前で健康に気をつけた食事など考えたこともなかったので感心しました。

お昼のお勤めは唱題行(しょうだいぎょう)といい、太鼓を叩きながらひたすら「南無妙法蓮華経」と唱えるものでした。これも初めて体験される方がほとんどで、何か別のことを考えたりすると太鼓を叩くタイミングを間違えてしまうというものです。おもしろいですね。
お勤めの後はお楽しみの人参ジュースの時間です。 今回は人参、パイナップル、グレープフルーツ、レモンと甘い中に少し酸味もあり、夏にはぴったりでした。 お母さんと一緒に参加された小学生の女の子が一生懸命全部絞って作ってくれました。 毎回思いますが、この人参ジュースは本当に生き返ります。 皆さんも同じ気持ちなのではないでしょうか。

夕方のシェアリングは、私が寝ていて参加できず皆さんの声が聞けなかったのが残念です。 自由時間ではお灸に詳しい方にお灸をしていただいたりもしました。
夜は北大寺の大波奨躍さんをお迎えして、夜に行う座禅【夜坐(やざ)】をしました。 私たちが想像する座禅と違って、ちょっとでも動いたり寝たりしたらピシっとやられるアレとは違い、背筋を伸ばし楽に座って呼吸や胸の動悸や合わせた指からの動悸を感じましょうというようなものでした。考え事をしないほうが無理なので考えても良いのです、とおっしゃっておられました。とてもお優しい雰囲気のお坊さんでした。
お通夜から戻られた副住職が、焚き火を起こしてくれたので、夜は皆で焚き火を見てカエルの鳴き声を聞きながらしばしゆったりしました。 夏だというのに気温が低く空も曇っていたので、当別自慢の満天の星が見られなかったのは残念でした。
 
最終日の朝もやはり私は起きられず、朝のお勤めは参加できなかったのですがいつもより早い写真撮影はなんとか参加し、その後あかり先生によるタイのヨガ、ルーシーダットンも少し体験できました。 育子先生のヨガも夜坐もあかり先生のルーシーダットンも、自分の呼吸を大事にします。 呼吸をきちんとして酸素を身体に十分取り入れるのが健康には本当に必要なんだなと改めて感じました。

お掃除をして、明けの食事と宿便出しをします。 お水を一杯、梅干を3つ溶いた梅湯を3杯、これがなかなかきついようでみなさんなかなか大根に進めずに苦戦されていました。 小学生の子は最初のお水で胃がびっくりしたようですが、そのあと大根やフルーツを食べて落ち着いたようで安心しました。

今回で私自身5回目の断食になりますが、明けの食事を残したことはなく、いつもペロリと完食するのですが、今回はお野菜を食べられない方が何人もいて、自分てどれだけ食いしん坊なんだろう、と少し思いました。 なかなか思うような宿便に出会えなかった方もおられたようですが、ひとまずは皆さん何度かトイレに行かれてスッキリしたのかなと思います。
穀物コーヒーを飲みながら最後のシェアリング。 幅広い年代の方が同じ目的で2日間寝食(食はないけど)をともにして過ごすことで、辛いと思っていた断食も想像していたよりも辛くなかった、お腹が空くという感覚もあまりなかった、自分自身を見つめなおす時間があってよかった、食べていないほうが頭が冴えている、目の異常が起こったなど身体の気づきもあったようです。

たった2日6食抜くことで、自分の身体と向き合い見つめなおすことができます。 内臓は、食べたものを消化するためにずっと働いていますが、食べないことで内臓を休ませることができます。常になんだか疲れているような人は、食べることで内臓が働きすぎているから疲れが取れないのだとも聞きます。 食べ物を消化しないで済む内臓は、身体の悪いところを修復に入ります。 だから断食後に肌がきれいになる人や風邪の後に残っていた咳が早めに取れたりすることもあるのだと思います。
 
私自身食べることが大好きなので一人大食い大会をすることもありますが、ふだんは「you are what you eat(あなたはあなたの食べたものでできている)」を肝に銘じて、身体に入れるものを選んでいます。私が共に生活している犬にも同じようにしています。 今回断食に参加された皆さんも、人生でのたった3日間でしたが忙しい日常から離れてこれからの食や健康のなにか気づきが得られたら嬉しく思います。 出会いに感謝、ありがとうございました。

参加者感想

・スタート時はこめかみ周りの痛み→一晩寝て痛みが取れました。2日目の朝ヨガ中、眠気に襲われリタイア。午後から温泉に行くも、リラックスルームで仮眠をとる。夜坐中も眠気でリタイア。その後の焚き火は、みていてリラックスしまた眠気。加えて寒気もあり22;00 に就寝。夜中汗びっしょり書いて朝6時起床。朝ヨガは一度リタイアしたものの途中から復活。最後までできました。朝、胃のみぞおちがしめつけられるような痛みがあったが、お経を唱えているうちに良くなってきた。調子が悪い時は休んでみたり、気分転換して気を紛らすと調子が良くなることがあると学びました。H.K

・リトリートという合宿的な断食会だけに、ゆっくりと休みながら毎朝ヨガも体験できてとてもよかった。夜坐も大変よく嬉しかった。自分の体のどこが疲れているのかがはっきりと分かったのが、気づきとしてはっきりとあったのがおどろきでした。副住職の講話やスタッフの皆さんも親切で安心感に包まれました。森畑竜二さん

・木曜日の夕食を取った後、何も食べていない状況で日曜日のお昼まで耐えられるのか不安がありましたが、思いの外空腹にはなりませんでした。太美銘泉が近くにあって、お風呂は最高に気持ちよく断食に耐えられる一つの要因だと思います。また、お寺では日常的には体験できないお勤めがすごくよかったです。私も法華宗なので初めてお経を目で追いながら読経できたことが楽しく新鮮でした。高田幸樹さん

・思ったより辛くなかったのと、自分の体や心を見つめるキッカケになった気がします。聴覚や味覚など普段あまり意識しない感覚を感じるようになったり、視覚優位の自分であることがわかりました。ヨガや写経など集中して行う経験はとても楽しめました。坐禅は想像と違い楽な気持ちで行えましたがよくよく考えてむずかしいものだなあと感じました。お灸体験も面白かったです。今度はアロマ等の体験もあるといいなと思いました。高田友紀子さん

・みかんが美味しかった。ブルベリーが美味しかった。きゅうりが美味しかった。オレンジジュースが美味しかった。

・意外とお腹は空かなくてびっくりしました。日々感じていた空腹は何だったのでしょう。温泉に漫画もあったので時間つぶせました。宿便出たかはよくわかりませんでしたが、体が軽くなった気がしたのでよかったです。O.Hさん

・水ばかり飲んでも何の欲求もでないで熱中症にならないようになど考えて水を飲んでいた。家では食べる物が多く水で過ごすことはできない。指導者の言われた通りスムーズにいった。体重よりも便秘が治るのは嬉しい。

・自分にできるか不安でしたが、みんなで参加していると無理なく自然と生活できてビックリしています。宿便に関しても出したことがないような便がはじめにでてきて面白かったです。また機会があれば参加や自分でプチ断食してみたいと思いました。デジタルデトックスもできて体がとても休まった気がします。とても貴重な時間を過ごせました。ありがとうございました。村田紗耶伽さん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です