令和6年9月22日(日)14時から
場所 孝勝寺 当別町太美町16
「彼岸」とは「彼の岸」、すなわち「仏様の浄土」や「悟りの世界」を指す言葉です。日本の仏教において、彼岸は非常に重要な意味を持つ概念であり、人々が心の浄化と精神的な成長を目指す期間とされています。日々の忙しい生活の中で、私たちはしばしば心を省みる時間を失ってしまいます。そのため、春と秋のそれぞれ7日間、特別な期間が設けられています。この期間を「お彼岸」と呼びます。
お彼岸の期間中、私たちは自ら修行や精進を重ねることで、心の浄土へと近づく努力をします。具体的には、仏教の教えに基づいた実践や瞑想、または日常生活における善行を積むことが奨励されます。また、この期間は先祖への報恩感謝を表す大切な時でもあります。特に墓参りに行く習慣が根付いており、家族や親戚が集まり、先祖の霊を供養します。
孝勝寺では、彼岸の中日に先祖供養法要を厳修いたします。檀家の皆さまがお堂に集まり、法華経をお唱えし、お題目を一緒に唱和する事で、御先祖様に感謝の意を伝え、自身の春の彼岸の半年間の行動を振り返り、さらに次の半年をどのように過ごすかを神仏に請願する日です。
是非ともお参りいただき、気持ちを切り替え大切な時間といたしましょう。