仏縁を深めて徳をつむ。
それが故人やご先祖さまへのご供養です。
ご葬儀
慈しみの祈りをこめて
人は死を通して命の深みを知り、
故人へ尽きない感謝の想いを抱きます。
故人をお見送りする涙の日々は、仏縁を深め、善行をつむ機会です。
人は亡くなると三回忌までに十人の王さまに会うといわれ、
ご遺族の祈りが故人の徳となり、
王たちは旅の途中の故人に進むべき明るい道を示されるそうです。
哀しみのなかで精一杯思いをひとつにし、
ご家族、ご親族で故人をお見送りできますように、
心のこもったお葬式を務めさせていただきます。
法要
幸せがめぐる追善供養
故人を偲び、ご先祖さまへ想いを届ける法要。
初七日、四十九日、百か日、一周忌、三回忌(二年後)、七回忌(六年後)、
十三回忌(十二年後)と追善供養を重ねることで、
故人は霊山浄土に向かい、三十三回忌(三十二年後)に往詣できるといわれます。
追善供養とは、故人やご先祖さまなど他者のために行なう善行のこと。
それはこだまのように自分へ戻り、自身の功徳となります。
法要は家族と親族が集まり、互いの安否を確かめあう大切なひと時。
故人が歓ばれるだけでなく、ご自分の徳をつむ良い機会です。
月参り
故人に祈りを届ける月命日
故人を偲び、毎月の命日に行なう法要は「月参り」と呼ばれます。
どうぞ、故人の代わりに功徳をおつみください。
月参りには、僧侶がご自宅へお伺いしてお勤めいたします。
仏さまとのご縁を深め、
ご家族ひとりひとりの信仰のこころを磨く月命日。
故人からいただいた仏縁を大切し、
月に一度、お仏壇の前で合掌し、尊い法縁を活かしてまいりましょう。