【後半】「法華とマインドフルネス〜体感ワークショップ〜」

後半はバトンタッチして、佐藤良規さんのお話しからスタートしました。

藤田一照さんに随行した、アメリカ、シリコンバレーでの最新マインドフルネスの現状を伝えてくれました。

グーグルやタスクフォースは、マインドフルネスを仕事の能率を上げるためのテクニックとは現在考えてなく、より良い世界を実現する事を本気で考えていて、そのためには、東洋的な捉え方が必要と感じ、既に色々と実行しているそうです。

良規さんは、「日本人が当たり前に感じている思いやり、有難い、などの感覚が、やっと注目されている現状を感じて、もっと日本人は自信を持つべきだ」との趣旨を話された。

坐禅のワークは、良規さんが最近提唱している「ワンブレス・マインドフルネス」を実践。深呼吸と坐禅を組み合わせた体感ワークで、身体感覚を再確認する時間を持てました。

あっという間に時間がきて、終了となりましたが、時間が足りないとの思いがありました。

お昼にうどんをみんなでワイワイ食べながら、楽しい時間を過ごせました。

【講師紹介】
佐藤 良規
1972年生まれ
曹洞宗藤源寺28世住職
20代に遠洋漁業や歌舞伎町のボーイなど約20職種を経験。また世界約30カ国を放浪。曹洞宗大本山永平寺、同宗宝慶寺にて修行。介護職、ホスピスなどを経験した後、急逝した父の跡を継ぎ現職。
東日本大震災時、岩手県釜石市にて津波に遭い九死に一生得る。以来、被災地で傾聴活動や、本当の仏教の学びを通じて、自分の本当の”生きる”を新たに求め始める。
「自分をアンロック(開放)する」をキーワードに、日常で愉しく探求を深める。
震災の経験をもとに、「生きること」と「禅」についての講演を国内はもとより、アメリカなどでも多数行う。
また、マインドフルネスの実践を学びつつ、源流である禅の視点を踏まえたワークショップ「禅マインドフルネスWS」を行っている。