感想【てら活】第2回目  風間天心の水引ワークショップ

2018/04/21

今回は風間天心さんを講師として、第1部「カンボジア報告」第2部「水引ワークショップ」

カンボジアには、アーティストとして1ヶ月半滞在し、アートと信仰の両面からカンボジアの今をレポートしてくれた。

カンボジアは私も2002年から5年ほど毎年行く事ができ、2015年にも一度渡航した。話を聞いていてその時の記憶が蘇ってきた。

カンボジアアートの現状はまったく知らなかった。プノンペンのホワイトビルディングがアート活動の拠点だった事も知らなかった。昨年、ビルが都市開発で壊されたそうだ。内戦からアートで国を立て直す事よりも、経済発展を優先している事に悲しさを感じた。

信仰に関したレポートも、ポルポト政権時に知識層が粛清された影響から、若者の信仰の現状に興味を持ち、そこにスポットを当てインタビューしていた。

カンボジアの今を天心さんの視点で聞けたのは面白かった。

第2部の「水引ワークショップ」は、水引をあわじ結びと言う基本的な結び方を教えてもらった。ここからは、子供達も一緒に体験した。

最初は、「わからなーい」「先生こらであってる?」「難しい〜」などの声が多くあがっていたが、だんだんと集中し始め、30分後には誰も言葉を発せずに、参加みんなが集中していた。

天心さんいわく、「手を使って集中している状態は、瞑想と同じ状態です」と解説してくれました。

あっという間に終了の時間になったのですが、まだ続いたとの事でしたので、1時間延長しました。

終了後は、芦別から鹿肉の差し入れがあったので、鹿肉ハンバーグをみんなで一緒に食べました。

楽しいワークショップをありがとうございました。

カンボジアお土産、パイナップルクッキー