「命灯会 〜全国から、灯そう〜 」ー東日本大震災 被災者 七回忌法要ー 

平成29年3月4日(土)16時〜 札幌新琴似の「浄土宗 開運寺」にて、「命灯会法要」に参加してきました。

会場の開運寺

「命灯会」とは

東日本大震災から6年の日を迎えます。 仏教では七回忌にあたります。
あの震災への想いは、東北被災地と北海道では温度差が生まれてきている
ことも事実です。しかしその想いは被災者だけに止まらず、世界中の人間
それぞれの中に、それぞれの形で今もまだ続いています。
 
6年前、大津波から九死に一生を得た禅僧の佐藤良規さん。彼は法要に
―とりわけ東日本大震災関連の「法要」― には「身体」が抵抗すると
いいます。
 
その佐藤さんが出会った、宮城県気仙沼の「ともしびプロジェクト」
今や全世界に支部を持ち、毎月11日にキャンドルを灯して東日本大震災
を想い、「忘れないを、カタチに」を合言葉に活動を続けている
一般の人たちのプロジェクトです。その「ともしびプロジェクト」代表の
杉浦さんから、佐藤さんに投げかけられた問い、
「仏教的に言って、『法要って本当は何のために』するんですか?」
佐藤さんは改めて『法要の本来の姿』を見つめ直しました。
 
 *「ともしびプロジェクト」http://tomoshibi311.com
 
既に伝統仏教によって続けられてきた法要「万灯会」。この法要に、
東日本大震災によって一般から始まった「ともしびプロジェクト」が
融合し、お寺と社会をもう一度繋ぐ。私たちと「いのち」を繋ぐ。
参加したそれぞれが「ほんとうに生きること」に改めて向き合う「場」。
それが「命灯会」です。
 
 
「あの日、私たちの胸の奥底に焼き付いた火種を、
自分の手で取り出して、もう一度灯す。灯すのは、誰かのための
灯火ではなく、『自分のいのちの灯火』なのだ」
 
 *佐藤良規さんのブログより引用
  http://satoryoki.hatenablog.com/entry/2017/02/23/070000
 
札幌「命灯会」では、被災者のために一本、自分のために一本、
合計二本の「気仙沼の青ろうそく」に『いのちの灯火』を灯します。
 
来たる3月11日に、それぞれのタイミング・場所にて、お灯し下さい。
 
                     命灯会実行委員会@北海道

このような思いを繋ぎ、北海道でも開催することが決まりました。

当日は宗派を超えて、僧侶も集い、参加者と一緒に法要を務めました。

オープニングは 演舞 「鎮魂の舞」
舞踏家 小田原真理子 氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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